授業では、時間を区切って作業をさせることが多いと思います。そんなときに使えるフリーソフトが「KTimer」です。
「KTimer」は、タイマー機能付きのデジタル時計ソフトです。時計・タイマー表示部の文字サイズは、ウィンドウの横幅に応じて変化し、最大ではデスクトップいっぱいにまで広げられます。授業で使うときはわ大きいに越したことはありませんね。
「KTimer」には、時計、ストップウォッチ、タイマー、連続タイマー、メモ表示など様々な機能があります。ここでは授業で使えそうな機能のみ説明します。
タイマー
いわゆる「カウントダウンタイマー」。あらかじめ時間を指定しておき、「スタート」ボタンをクリックすると、設定した時間から1秒ずつ減っていく。ゼロになるとタイマーが停止し、アラーム音が鳴る(鳴らさないようにすることも可能)。
ストップウォッチ
ゼロからスタートして1秒ごとに時間をカウントアップする。「スタート」ボタンをクリックすると計測が開始される。一時停止して、数値をリセットすることなく計測を再開することもできる。
連続タイマー
あらかじめ設定された複数のタイマーを順番に実行するもの。例えば、
- 準備 5:00
- 前半 10:00
- 休憩 5:00
- 後半 10:00
という設定では、最初に「準備」として5分間のカウントダウンを行い、次に「前半」10分、「休憩」5分、「後半」10分というタイマーが連続的に実行される。途中、同じタイマーパターンが繰り返し実行されるようにすることもできる。
授業でよく使うのはタイマー機能だと思います。タブレットのデスクトップにKTimerを、いれておけば簡単に残り時間を表示させることができるので、生徒も時間を意識して問題に取り組めます。うまく活用してみてください。
※同じようにパソコンの画面上に大きなタイマーを表示させるフリーソフトとして、「BIG タイマー」というものがあります。機能がシンプルでよいのですが、タブレットでは操作がしづらく感じました。様々なタイマーソフトがあるのでよいソフトがあれば教えて下さい。