この映画は、走査型トンネル顕微鏡(STM:Scanning Tunneling Microscope)を使って原子を動かして製作られました。STMはIBMが発明した顕微鏡は、原子の表面を1億超倍*1)に拡大して観察できます。そのため、高い精度で原子を動かすことが可能になりました。具体的には、標準的なコンピュータでSTMを遠隔操作し、非常に鋭利な針の先に原子を引き付け、配置していくという緻密な作業を繰り返すみたいです。
*1)1億倍のイメージ:1個の原子ならオレンジの大きさに、オレンジなら地球の大きさになる。