かいわれ大根を使った根毛の観察実験

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理科で植物の根を扱うとき、根毛は大切な言葉なのに、意外とさらっと流れてしまうことがあるかもしれません。そんなときに、ふたばが「これは見せやすいかも」と感じたのが、かいわれ大根です。

 

かいわれ大根の根毛観察実験

種の袋を見ると身近な野菜なのに、発芽のようすや根のつくりまでしっかり観察できそうで、教材としてとても扱いやすいのではないでしょうか。

こちらがかいわれ大根の種子。乾いた状態では、ここから本当に芽が出るのかなと思うほど小さいです。生徒に植物の体が何でできているのか考えさせたいです。

水で湿らせたろ紙の上に置いて暗所に入れておくと、数日でしっかり変化が見えてきます。こうした「はじまり」を見せるだけでも、生徒の興味を引き出せるかもしれません。

数日経つと、かいわれ大根が発芽します。白い根が伸び、黄色っぽい子葉も見えてきて、植物が育ち始めていることを実感できます。シャーレの中でも十分に変化が見えるので、観察のハードルが低いのもうれしいところです。発芽とあわせて子葉にも注目させると、単子葉類と双子葉類の違いを考える発問にもつなげられそうです。

いちばん見てほしいのが根のまわりに広がる白いふわふわです。根毛がとても観察しやすく出ていて、写真でもはっきりわかるほどでした。教科書の図だけでは伝わりにくい「こんなふうについているんだ」という実感を持たせやすく、根が水を吸収するつくりを考えるきっかけにもできるのではないでしょうか。

身近なかいわれ大根でも、発芽、子葉、根毛まで一度に見られるのは面白いところです。準備も比較的手軽なので、植物の学習の導入や小ネタとして取り入れてみると、子どもたちの見方が少し変わるかもしれません。ぜひ一度、試してみてください。

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