大阪府教育センターの廊下にこんな張り紙がありました。
難しいことをやさしく
やさしいことを深く
深いことをおもしろく
おもしろいことを真面目に
井上ひさし
いい詩だと感じました。子どもを見ててもそのとおりだと感じます。でも、ちょっと井上ひさしさんぽくないなぁと思いました。実は、この話はこれで終わらないんです。改めて調べて見るとこの詩は、劇団「こまつ座」の雑誌「the座」の1989年版で書かれたものだそうです。調べたら、この詩には続きがありました。
「
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに
」
・・・違うやん!
教育センターで飾られていたものは「面白いことを真面目に」で終わってしまっています。この詩を見ると井上ひさしさんが言いたいのは「真面目に」ではなく、「ゆかいに」だと思います。それでこそ井上ひさしさんです。ふたばのイメージにもぴったんこです。
※再度、調べ直しましたが井上ひさしさんのこの詩は色々なパターンが存在しているようです。
ふたばとしては「まじめなことをゆかいに
そして、ゆかいなことはあくまでもゆかいに」に井上ひさしさんの思いが見えます。
ふたばは井上ひさしさんの「ゆかい」で終わる方の詩を伝えていきたいと思いました。