様々な食べ物にヨウ素溶液をかけてヨウ素デンプン反応を調べてみました。
身近な食べ物で実験
砂糖、コーンスターチ(トウモロコシ)、馬鈴薯デンプン(片栗粉)、ジャガイモ、サツマイモ、玉ねぎ、うるち米、もち米、バナナ、グリコ
以上の物質にヨウ素液をかけていきます。
実験前
実験結果
物質によって色味が違うことがわかります。ショ糖やタマネギ、固体のグリコはあまり、反応しませんでした。
もち米は赤紫っぽくなりました。これは、もち米はアミロース分子ではなくアミロペクチン分子からなるからです。
次に、ヨウ素デンプン反応の温度変化について調べてみます。
片栗粉小さじ1杯に5mlのお湯を加えます。
湯煎して完全に糊化させます。
糊化完了。
水道水で冷やして常温にしてからヨウ素液を垂らします。
濃い青紫になりました。ヨウ素デンプン反応です。この試験管を60度程度で湯煎すると・・・
みるみる青紫色が薄くなってきました。
これはデンプンの分子構造が熱によって変化し、ヨウ素を取り込めなくなったためです。
↑完全に透明になりました。再度水に入れて冷やすと構造が戻るので
再び青紫色になります。
面白いです。是非やってみて下さい。