理科というよりは社会ネタになるかもしれません。私たちが考えている国の大きさって意外と当てにならないんだなぁということがわかるサイト「the true size」(←リンク)の紹介です。
このホームページでは、各国のサイズを比べることができます。私たちが普段目にするのはメルカトル図法で描かれた地図が多いと思います。メルカトル図法は、本来球体である地球を平面で表すために、赤道付近と極付近で大きさを変えて示します。これによって私たちが考える国の大きさは実際とは大きく違ってしまっているのです。下にthe true sizeを使って例をあげます。
日本とイギリスの大きさ
日本とイギリスは国土がほぼ同じと思っている人は多いですが、比べると日本の方が大きく見えます。実際、日本の国土が377,914㎢に対して英国は244,820㎢。日本の方がかなり大きいです。
日本をさらに上にずらすと・・・
さらに大きく見えます。メルカトル図法では極に近い国ほど大きく表示されることがわかります。面白いです。
中国とロシアの大きさ
中国とロシアでは圧倒的にロシアが大きく見えますが・・・
the true sizeで比べるとこの通り、あまり差がないことがわかります。身の回りにもこのようにわかった気になっていることは意外に多いかもしれませんね。比較するって意外に難しいと感じました。