「今と昔では大きく変わった。」
「昔は、しっかりした男子のリーダーを味方につけること」
「今は、女子のリーダーを味方につけること。」
と教えてくれました。担任として学級経営をしていてその通りだと感じます。
女子のリーダーを味方につけると女子全員が教師に友好的になります。男子が教師に反抗的な態度を示しても、女子から
「男子ってガキっぽい」
「先生をイジメるな」
など教師を守るような言動がでるようになります。ここまでくれば、一安心。 学級は少しずつまとまっていくはずです。
さて、ではどうすれば女子のリーダーを味方につけることができるのでしょうか?一言で説明することは難しいです。強いて言うなら「人間関係を築いていく」ことに尽きるとおもいます。
女子中学生は心理的に不安定な時期です。対人関係において、敵か味方か断定的な面があり、一度人間関係が壊れてしまうと卒業まで後を引いてしまうことさえあります。かといって、間違った行動をしたときなどは指導しないわけにもいきません•••。特に男の先生にとって女子の指導は、悩みの種だと思います。
そこで読んでいただきたいのが「女子の人間関係」です。著者の水島広子さんは精神科医です。自身の経験を元に「女子の人間関係」についてわかりやすく解説されています。
教師だけでなく、女子の人間関係で悩んでいる人に読んでもらいたい本です。