夏といえば「花火」ということで、今回は夏にやってもらいたいプチ実験を紹介します。
水中で燃える花火
花火は水中でも燃えることができるんです!
以上です・・・では科学的に意味をもたないので簡単に説明します(笑)物が燃えるためには3つの条件が必要です。
物が燃えるための3つの条件
●燃やすもの
●温度
●酸素
火を消すのに水をかけるのは温度と酸素を一度に奪えるからです。逆に考えるとこの2つの条件をクリアすることができれば水中でも燃やし続けることができます。第一に温度ですが、花火は熱によって化学反応する時に反応熱を発生させます。硫黄と鉄が硫化鉄になる時と同じです。だから連鎖的に反応がすすむんですね。熱の問題はクリアされました。大きな問題は酸素です。酸素は物が燃えるために必要不可欠です。花火は燃えやすくするために「酸化剤」がふくまれているんです。そのため水中でも熱と酸素が供給されて燃え続けることができるんです。水と接する面積が減るとさらに燃えやすくなるのでアルミホイルなどで包むとより激しく燃えます。やってみてください。