カップラーメンの具を代表とするフリーズドライ製法。最近は味噌汁など様々なものがフリーズドライされるようになりました。
フリーズドライとは
日本語では、「真空凍結乾燥」と言います。このフリーズドライですが、物質の状態変化と関係が深いです。下の説明を見てください。
「フリーズドライとは、水分を含んだ食品や食品原料をマイナス30°C程度で急速に凍結し、さらに減圧して真空状態で水分を昇華させて乾燥させることである。」
Wikipediaより引用
簡単に言うと
①水分を含んだフリーズドライしたいものを冷やして固体(氷)にする。
②減圧して昇華点を下げて、固体(氷)を直接気体(水蒸気)にする。
中1で学習する状態変化の内容そのものですね。身近なものと関連付けて考えることで生徒の興味関心も高まると思います。学習指導要領にも身近な自然の事物・現象と関連付けて考えることとありますもんね。身の回りのあらゆるところに理科が隠れています。興味関心をもって科学的に考えられる子どもたちを育てていきたいと思いました。
フリーズドライ製法を説明した動画