黒板サイズに投影できるプロジェクター「ワイード」

電子黒板スマートボード、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri」などをつくる黒板メーカーのサカワが、黒板にぴったり映すことができるウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」を6月中旬から発売するそうです。

ワイード

学校の教室にある一般的な黒板(幅3600ミリ)にほぼいっぱいの映像を投影することができます。横長の120~140インチに投影できる!ワイードですねー。

アスペクト比は16:6で、ウルトラワイド(16:6)だけでなく、一般的なプロジェクタの投影サイズである16:9、4:3にも対応しています。プロジェクタを黒板の中央に設置するだけで、投影画面(80インチ程度)を左・中央・右へとスライドできる「デジタルスライド機能」付き。スライド操作はリモコンのボタン1つで簡単に切り替え可能。また、接続したPCからの投影画面を電子ペンでタッチすることができます。デジタル教科書やブラウザなどから映したコンテンツを2つ並べて、操作することもできるのだそう。

詳しくは下の動画を見てみてください。

ウルトラワイド単焦点プロジェクター

これまでのプロジェクタは、映したいものを黒板の一部にしか投影できませんでしたが、ワイードならたった1台で全面に投影できます。黒板にレールを付け、本体を投影したい場所へとわざわざ移動させていた、従来のような手間がかかりません。

詳しく知りたい方は「ワイード」公式サイト(←クリック)を見てみてください。サイトも製品情報の文字が伸びたりと工夫があって面白いです。「ワイード」は、5月18日~20日まで東京ビッグサイトで開催されている「第7回 教育ITソリューションEXPO」の中で発表されました。
ワイドタイププロジェクター「ワイード」。これからの授業のスタンダードになるかもしれませんね。教育用VR動画などとの連携もできそうです。未来の授業が楽しみになります。それまで現役で頑張りたいものですね。
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)