今回は、ICT機器を活用した授業について書いていきます。ICT機器のスタンダードは、「プロジェクター+書画カメラ」だと思います。でも、これからのスタンダードはこれに、タブレットPCとミラキャストが加わるはずです。
タブレットとミラキャストで授業が変わる!
昨年は8インチWindowsタブレットを使って授業を行っていました。しかし、最近はAndroidタブレットで授業を行っています。WindowsタブレットではなくAndroidを使う理由は、
- 電池の持ちがよい
- 起動が速い
- 軽くて扱いやすい
- SIMが使える
などが挙げられます。今ではWindowsタブレットを使うのは、理科ネットワークを使う時とオシロスコープなどのフリーソフトを使う時くらいです。動画や画像を見せるだけなら断然Androidタブレット(スマホ)の方が使いやすいですね。また、SIMが使えるのは大きなメリットです。ネットに繋ぐためにいちいちポケットwifiを持ち歩くのは大変です。しかも肝心な時に電池切れで使えない•••(※実際よくやってました(笑))授業では生徒に迷惑をかけました。笑えませんね。SIMスロットがあればどこでも簡単にネットに接続することができます。私はWindowsタブレット時代からミラキャスト(miracast)を使って端末をプロジェクターや大型テレビに接続していました。使っているのはnetgearのpush2TVです。今では、書画カメラとともに授業の必需品です。
netgearのpush2TV
①Androidタブレット
②ミラキャスト
③プロジェクターor大型テレビ
④書画カメラ
この4つがこれからのICT機器活用授業のスタンダードになっていくと感じています。
- 画像や動画はもちろん、パワーポイントを使えて、SDカードやUSBも扱えるAndroidタブレット(スマホ)
- 無線でタブレットと映像機器をミラーリングできるミラキャスト
- ワークシートや教科書を写せる書画カメラ
デジタル教科書の普及
後は、デジタル教科書の普及率がどこまで進むかが今後のICTの肝だと感じます。今のデジタル教科書は10万〜20万円と高すぎます。私は、これからはどの教科書にも当たり前のように無料でデジタル教科書のデータがついてくると思います。逆にデジタル教科書が付いていない教科書は売れなくなると思います。もっと言えば、教師に一人一台タブレットが配布されて、そのタブレットにデジタル教科書や生徒の成績などすべてのデータがサーバー経由でやり取りする時代がくると思っています。
若い先生が増えて、ICT機器を活用した授業が特別なものではなくなってきました、これからはただICT機器を使うのではなく、どのようにICT機器を使うのかが大切になってきます。ICT機器を活用した授業の未来が楽しみです。
※2017年9月現在はマイクロソフトのワイヤレスディスプレイアダプターの方が安くてコンパクトで使いやすいですよ~。
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