怒ると叱るは(子どもからしたら)同じかもしれない・・・。

「 怒ると叱るは違う!」

「感情にまかせて怒鳴るのが怒る。 子どものことを考えて冷静なのが叱る。」なんて話は教育の現場にいれば一度は聞いたことがあると思います。叱るといえば、このブログでも以前「叱ることに効果はない!?」という記事を紹介しましたね。

そんな怒ると叱るについてインスタで面白い記事を見つけました。

後輩育成と育児の共通点

ふたば的には「おひたし」が刺さりました。

  • お 怒らない
  • ひ 否定しない
  • た 助ける
  • し 指示する

叱ると怒るって何が違うんですかね?感情にまかせてるかなんて確かに子どもには分かりませんよね。叱るときは怒った顔をしないといけないという話もよく聞きます。笑いながら叱ることはできないし、冷静に何が間違っていたのか伝えるのは叱るではなく「諭す」ですしね・・・。クラブ活動などでもこの「怒る」が問題になっています。ふたばの勝手なイメージですが、ソフトボール、バスケットボール、バレーなどはこの傾向が強いような気がします。元バレーボール全日本代表の益子直美さんは、子どもたちが楽しくスポーツに取り組めるように絶対に怒ってはいけないバレーボール大会を主催しています。

怒ると叱るの違い強調しているのはいつも教師や監督など、子どもの上に立つ立場の人ばかりです。子どもの目線に立つとその違いはないのかもしれません。それぞれの考え方があると思いますが、「そんな考え方もあるのか?」と一つの視点をもつことが大切です。広い視野と様々な考え方に共感できる教師でありたいですね。

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 授業力&学級経営力2024年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)