「戦争はいい国と悪い国が戦っているのではない」ロシアから見たらウクライナ問題

バイデン大統領がロシアのウクライナへの侵攻が近いと発言し、緊張度合いが一気に高まりました。学校では平和学習を必ず行います。修学旅行で沖縄のガマや広島の原爆ドーム、長崎に訪れる学校も多いです。「唯一の被爆国」として戦争の悲惨さを語り継いでいく必要がある。全くその通りだ思いますが、今目前に迫るウクライナ問題について学校教育で子どもたちに、語っている先生はどれくらいいるのでしょうか?

  • 戦争はなぜ起こるのか?
  • ウクライナとロシアの関係
  • NATOとはなにか?
  • ウクライナから遠いアメリカがこんなにも存在感を示す理由
  • 軍事演習の意味

などなど、話し合いや討論させたい内容ばかりです。戦争の悲惨さばかり嘆いていても、戦争はなくなりません。今、現実に起こりうる戦争についての学びなしに、平和学習はできません。

「相手の目線に立つ」ことの重要性

日本は、西側国家としてメディアも西側の立場で放映します。子どもたちに入る情報も西側に立つものばかりです。でも、こんな時こそ「相手の目線に立つ」ことが大切ではないでしょうか?下の動画はウクライナ問題をロシア側の目線で解説したものです。

「ロシアの論理」で読み解くウクライナ危機

 

戦争はいい国と悪い国が戦っているわけではありません。お互いに言い分があり、引くに引けない状態になったときに衝突が起こります。この動画のように相手の目線で考えることは、様々な問題を考える上で役立ちます。

「相手の目線で考える」

「自分の頭で考える」

まずは、生徒の前に立つ教師として見てもらいたい動画だと思いました。

アフリカから見たロシアによるウクライナ侵攻

こちらはアフリカから見たロシアによるウクライナ侵攻です。こちらもとても考えさせられました。

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)

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