授業動画を配信する方法(大阪府教育センター)

少しずつ学校も通常業務に近づいてきました。大阪府でも分散登校による授業が始まり1週間が過ぎました。とはいえ、北九州や東京などの都市部を始め第2波への警戒感が広がっています。

授業動画を作って思ったこと

今回、授業動画を自ら撮影して感じたことがあります。それは、授業動画を前もって見せてからの授業、つまり反転授業の効果です。授業動画を前もって見せてから授業を行う反転授業は、生徒に深い学びを提供できるだけでなく、新型コロナウイルスによる休校措置のような授業数の減少にも対応できると感じました。また、自分の授業を繰り返し見返す中で(編集などを行う際何度も自分の授業を見ることになります(^^ゞ)授業力を高めることもできます。

第2波による不安が残る今、万が一再度休校措置が取られたときなどのために、教師は授業動画を配信する方法を知っておくべきだと思いました。授業動画といっても難しい作業は必要ありません。大阪府教育センターのホームページには授業動画を作成するための方法が詳しく解説されています。

大阪府教育センター(動画作成のためのページ)

出典:大阪府教育センター動画作成のためのページ

授業動画の作り方は「講義形式バージョン」「板書クローズアップバージョン」の2種類が用意されています。また、それぞれの方法で作った授業動画のサンプルを見ることもできます。

授業動画の作り方を解説したパワーポイントもダウンロードすることができます。ぜひ、活用してみてください。

大阪府教育センター動画作成のためのページはこちらから

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)