脱出ゲームや謎解きカフェがエンターテイメントの1つとしての地位を確立しましたね。そんな、脱出ゲームや謎解きゲームを数多くプロデュースしているSCRAP(スクラップ)が学校で学習する英数国理社五教科を元とした五教科謎解き能力検定なるものを行いました。
五教科謎解き能力検定のテーマは「生きる力を養う」です。国語、社会、算数、理科、英語の学校で学ぶ五教科の学習内容を元にした謎解きやパズルが問題として出題されます。ポイントは知識だけでは解けない問題が出題されるということです。教科横断的な総合的な学習の力、思考力、未知の課題への判断力や応用力を測定するそうです。教師としてどんな問題が出題されたのか気になりますね。「第1回 五教科謎解き能力検定(略称:五教科謎検)」は2019 年11月22日(金)~24日(日)の3日間の日程で開催されました。
検定は、制限時間45分、問題数30問で行われ、出題内容は2019年の小学校学習指導要領で扱う内容を中心としているそうです。教科を横断するひらめき力、注意力、分析力、推理力、持久力、知識力の6つのジャンルについて測定します。大人だけでなく、中学生でも挑戦できる検定だそうです。合格点は100点満点中、70点。PCやスマートフォンで受けるWebテスト形式で、受検料は事前申し込みで 3200円。直前・当日申し込みで 3700円でした。
五教科謎解き検定は学校での団体受験もできたみたいです。大学入試が変わり、高校入試も変わっていく中、中学校教師としても小学校の内容を元にした謎解きがどのようなものか受けてみたくなりました。
scrapはリアル脱出ゲームの本も発売しています。5分間リアル脱出ゲームは、名前の通り5分間でできる謎解きが掲載されています。大きく印刷して班でやらせたら盛り上がるなぁと感じました。団結力も増しそうです。