made from •••?

私の実家のお隣さんがカフェをしているのですが、そこで面白いものを見せていただだきました。

何でできているでしょう?



写真ではわかりにくいですが、丈夫な布のような素材です。

拡大図

↑拡大したところ
隣のおばさんから
「何でできているかわかる?」
と質問され、必死で考えて
「蜂の巣」、「アルマジロ」、「胡桃」
などと答えましたが全部外れ。
答えを聞いて驚きました。
正解はこちら。

ミノムシの巣

そうです。なんとこの財布、ミノムシのミノで作られているのです!
私が小さいころは、よくミノムシのミノを剥いて遊んでいました。近頃本当に見なくなったなぁと思っていたら、今では絶滅危惧種に指定されていると教えてもらいました。あんなにたくさんいたのに•••驚きです。生徒に「ミノムシクリップ」といっても「ミノムシ=蓑虫」とは伝わっていなかったんですね。なんだか悲しいです。
話を聞くとカフェのお客さんのお父さん(80代のお客さんのお父さんなのでもう亡くなられています)は、ミノムシ細工の職人をされていたそうです。そんな仕事があったことに驚きました。鞄もあるそうです。ミノムシが絶滅危惧種になった今ではプレミアものですね。昔は理科の自由研究で「毛糸や画用紙でミノムシのミノを作ろう」というものが行われていましたが、もうできませんね。生き物の住処はどんどん減っていることを身近に感じた出来事でした。
出典:エビログhttp://ebilog2009.seesaa.net/s/article/118569982.html
↑自由研究で糸を使ったミノ
↑こちらは鞄です。いったいミノを幾つ使っているのでしょうか?
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)