理科室にある薬品を使って色ガラスを作る方法です。
理科室で色ガラスづくり
素焼きのるつぼを入れる容器を使います。
素焼きの容器をスタンドで固定してるつぼを入れます。
簡易的な煙突ですね。マッフルと言います。るつぼの中にはガラスの材料となる薬品を入れます。
【ガラスの材料】
二酸化ケイ素1.3g
酸化鉛(II)6.7g
ホウ酸ナトリウム4.0g
これらを混ぜ合わせます。
3つを混ぜ合わせました混ぜ合わせ、塊があれば潰します。
色をつけるために薬品を加えます。青くするには塩化銅、緑にするには塩化コバルトを0.01〜0.02g加えます。今回は塩化コバルトをつかいました。
↑ガラスを青くするための塩化コバルトは赤いんです。いれ過ぎると光が通らず黒っぽくなるので少なめにしてください。
加熱していきます。急激に加熱するとるつぼが割れてしまうので、蓋を開けた状態で加熱。
材料がひび割れてきました。
蓋をつけて加熱します
るつぼの底が真っ赤になっています。
十分に熱したらるつぼの中を確認。もちろん火傷をするのでるつぼバサミを使ってくださいね。ガラスが真っ赤な状態であればオッケーです。
素早く金属皿にガラスを流し込みます。
一瞬で冷え固まりました。本当に青色だ〜。
とても綺麗です。
あとでポタポタと落ちた雫は小さなビー玉のようになりましまた。色ガラス作りはとても綺麗で神秘的な実験です。ぜひやってみてください。火傷にだけは注意してくださいね〜。