断層を観察できる実験です。この実験は大阪教育大学の岡本義雄先生が考えられたものです。とても分かりやすいのでぜひ授業で取り入れてみてください。
小麦粉とココアパウダーを使った断層観察実験
準備物
アクリル容器
小麦粉
ココアパウダー
まず、容器小麦粉を敷き詰めます。
表面を整えます。
カード で側面を綺麗にします。この一手間が大切だと岡本先生がおっしゃっていました。
次にココアパウダーで層を作ります。
ココアパウダーは高いので両サイドにラインができるように作りました。
整えます。
小麦粉→ココアパウダー→小麦粉→ココアパウダー→小麦粉と重ねていきます。
ティラミスみたいです。ダンボールを引き抜いてアクリルの押し器をつけたら準備完了です。横から力を加えていきます。
一定の力が加わると、ある面で層がズレます。断層ですね。力を加え続けると断層が複数できます。
逆断層
2つの力で押されて作られています。
正断層
縦にすると正断層になります。横から引っ張られているのと同じ力でです。(実際は地下深くなので上下左右から力がはたらいています。)
横ずれ断層
寝かせて真上から見ると横ずれ断層です。断層のでき方がわかるいい実験だと思いました。