ちょっとした小ネタです。言葉が通じなくてもアイコンでコミュニケーションをとれるTシャツ「アイコンスピーク(icon speak)」を紹介します。アイコンスピークは、言葉が通じない海外旅行などでTシャツに描かれたアイコンを指差すだけでコミュニケーションをとることができるように作られています。
Tシャツでコミュニケーション
アイコンは全部で39種類。交通手段や電話、病院、レストランなど日常生活で使うであろうアイコンが集めらています。
このTシャツを見て横浜市のコミュニケーションボードを思い出しました。
コミュニケーションボード(災害用)
コミュニケーションボード(お店用)
上のコミュニケーションボードは横浜市が作ったものです。災害やお店でなどで障害を持たれている方や海外の人とコミュニケーションを取ることを目的に作られました。
学校教育で考えてもこのコミュニケーションボードがあればいいのになぁと思う場面はたくさんあります。
•支援教育
•緘黙の生徒
•日本語を話せない生徒
友人が海外で病気になりインターナショナルホスピタル(国際病院)にかかったことがあるのですが、そこでは、コミュニケーションボードが置いてあり、身体の部位と痛み、痒み、ダルさなどのイラストを指差すだけで医者とコミュニケーションがとれるようになっていたそうです。学校にも保健室や支援教室にこのようなコミュニケーションボードを用意しておくべきだと感じます。また、授業でも「言葉ではなくアイコンだけで会話してみよう」とコミュニケーションボードを使ってみても面白いかもしれません。コミュニケーションの大切さ、海外でコミュニケーションボードを使うときの注意点、何よりもコミュニケーションボードの存在を体験を通して知ることが子どもたちの将来につながると感じます。ということで今回は、コミュニケーションボードとコミュニケーションTシャツのご紹介でした。
各自治体が用意するコミュニケーションボード
大阪市交通局のコミュニケーションボード
調べてみると都道府県や交通機関によって色々なコミュニケーションボードがあります。どれが一番わかりやすいか考えさせてもおもしろいかもしれませんね。