今回は科学的な思考力と読解力を同時育める学研の本「おはなし推理ドリルシリーズ」をご紹介します。
おはなし推理ドリルは、ナゾトキ短編小説風の学習教材です。ふたばもやりましたがとても面白い!気分は金田一少年やコナン君です(笑)理科関係の「生き物事件ファイル」「科学事件ファイル」の他、社会関係の「都道府県事件ファイル」「歴史事件ファイル」、国語関係の「百人一首事件ファイル」など様々な種類があります。
おはなし推理ドリルの流れを説明します。まず、事件についてのお話を読みます。ここのポイントは、読みながら、誰かの発言が論理的に矛盾していないか考えることです。感のいい子は一読した時点で犯人がわかるかもしれません。もし、分からなくても大丈夫。下にある読解問題は、謎を解くための道筋に沿って問題が用意されています。読解問題を順に解いていくうちに少しずつ謎が解けていきます。そして、最後が推理。謎を解いて真実を明らかにします。次のページに小説形式で謎の真相が描かれています。一貫して物語テイストで進んでいくので、楽しみながら論理的な思考力と読解力をつけることができます。定期テストにもこのような問題をだせたら面白そうだと思いました。ふたばがもっているのは、科学事件ファイルと生き物事件ファイルだけですが、他教科のものも面白そうです。新型コロナウイルスで自宅にいる時間が長いと思います。ぜひナゾトキを楽しんでみてください。