東京のカフェで素晴らしいフリマーマガジンに出会いました。それが今回ご紹介する「TOKYO VOICE」です。
TOKYO VOICE PAPERSは年3回発行されるフリーマガジンです全国300ヶ所の国のカフェや雑貨屋さんで配布されています。発行月は、1月、5月、9月の3回。発行月が変動する場合もあるそうなので、詳細についてはインターネットで調べてみてください。
TOKYO VOICEには、様々な人の「生き様」が描かれています。記事は語りてが一人称の視点で、読者に語りかけるように進みます。口語表現なので、カフェで読むと、まるでその人の話を聞いているような気持ちになります。この「語りて」のチョイスが凄いんです。高校生モデルから居酒屋のお婆ちゃんまで老若男女幅広い語りてが自身に人生について語ります。最新の9号の表紙を飾るのは西村宏堂さん。彼は僧侶でメイクアップアーティストでゲイです。彼のお話には本当に引き込まれました。語りてたちは、過去の自分、家族との関係、自分のことをどう思うか、社会について、仕事について、などなど、自分の想いや考えを等身大のまま語りかけてきます。様々な考え方に触れることで、私も人生についてよく考えるようになりました。道徳の教材としても使えると思います。ウェブサイトでは過去の記事を読むこともできるので、まずは一度読んでみてください。ふたばのように、ファンになるかもしれません。
人の声で、明日は変わる。
YOUR VOICE CHANGES YOUR WORLD.誰かの声が、誰かの心に響いて、何かが少し変わる。
その小さな変化が、また誰かに伝わって、変化はちょっとだけ大きくなる。
そんな水面に広がる小石の波紋のように、あなたの声を伝えていきたい。
TOKYO VOICEはただそれだけのために創刊されたFREE MAGAZINEです。
FREE(無料)にしたのは、誰にでも手に取って欲しいから。
そしてFREEは「自由」という意味でもあります。
小さくても何者にも縛られない自由なメディアであること。
それがTOKYO VOICEです。TOKYO VOICEは紙のTOKYO VOICE PAPERSと、ウェブのTKVW(TOKYO VOICE WEB)のふたつのメディアがあります。それぞれが独立して、多様な声を伝えていきます。
TOKYO VOICE PAPERSの最新号は全国のカフェ、アパレル、セレクトショップなど約300店で配布されています。出典:TOKYO VOICE WEB