バカになるウイルス?

R25で面白い記事があったのでご紹介します。

人の頭を悪くするウイルス?


アメリカの大学の科学者が、「人の頭を悪くするウイルス」を発見したと発表。日本からも続々と”感染者”が名乗り出ている。
世界に衝撃を与えているのは、米のニュースサイト「INTERNATIONAL BUSINESS TIMES」に発表された「人を愚かにする脳変換ウイルスを科学者が発見(「Scientists Discover a Virus That Subtly Changes the Brain to’Makes Humans More Stupid’」)」という記事です。
これによると、米・ジョンズ・ホプキンス大学とネブラスカ大学の研究チームが本件とは別の研究を行っていたところ、ある健康な人の喉に、湖や池に存在する「ATCV-1」というウイルスを偶然発見。これが人間に感染し、なおかつ脳の認知機能に影響を与えることを確認した。
両大学の研究者は92人の健康な被験者の44%に「ATCV-1」が存在することを確認し、視覚処理における脳の精度と速度、注意力が持続する時間を測定。すると、「ATCV-1」を持つ被験者のテストの点数は、「ATCV-1」を持たない被験者より、平均で7~9点低かったという。
マウスの実験でも、認知機能の低下が確認されたこの”バカになるウイルス”は、日本の複数のサイトでも紹介され、ネットユーザーの間でも話題となっている。

ツイッターの投稿

「認知機能が下がる」という重大な影響が現れるのにもかかわらず、ツイッターには、
「エボラより重大じゃないか?」
「人類最強の敵はウイルスや細菌だってのは本当だったのか!」
といった深刻な反応はごく少数。残りの大半は、
「俺100%これに感染してるorz」
「あ~俺これに感染してますわ!!」
「ああやっぱな、俺ある日を境にバカになったと思ってたんだわ」
「私の頭悪いのこれのせいだわー私悪くないわー」
など、自称・バカウイルス感染者ばかり。情報の信憑性が疑われているのか、バカになることに抵抗がないのかは不明だが、バカウイルスの発見は、現状では”ネタ”として扱われているようだ。

 教育界は恐怖のどん底へ?文科省の急務とは

これって、教育界を震撼させる話じゃないでしょうか?被験者の44%って相当な数ですよ。実際に大卒と高卒でウイルス感染者に差があれば、人生が変わってしまうウイルスということになります。本当なら授業力あげるのも大切ですが、何よりも先に抗ウイルス剤の開発が文科省の急務です(笑) ということで、今回はバカになってしまう
ウイルスの紹介でした
「俺が勉強できないのはウイルスのせいだ」
と開き直られても困るので、生徒には伝えない方がいいかもしれないですね(笑)
窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher 家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。 先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。 記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。 【著書】 100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版] 授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版] 【協力実績】 株式会社 NHKエデュケーショナル 国立科学博物館 株式会社Gakken 日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」 株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部 株式会社 高純度化学研究所 株式会社 アスウム 株式会社 学映システム 株式会社リバネス(教育応援VOL55) 株式会社ジヤトコ 富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」 東京学芸大学 理科教育学分野 高知大学教育学部附属小学校 横須賀市立浦賀中学校 田尻町立中学校 順不同 Apple Teacher MIE(Microsoft Innovative Educator)