前回に続いてアナログゲームネタです。今回は、お題の一言を顔と表情だけで表現する「はぁっていうゲーム」の紹介です。
前回紹介した「タギロン」が論理的な思考力を高めるのに対して今回紹介する「はぁっていうゲーム」はコミュニケーション能力を高めることができます。
SNSやメールの怖さというテーマでネットリテラシーの授業を行う際に「言語によって伝えられるメッセージは全体の30%程度であり、残りの70%は非言語コミュニケーションによって伝達されている」という話をすることがあると思います。このゲームはこの非言語コミュニケーションを鍛えるトレーニングになります。
発達障害をもつ子どもたちはこの非言語コミュニケーションが苦手なことが多いです。ゲームを通して、悲しい「はぁ」と怒っている「はぁ」幸せそうな「はぁ」などを比較することで楽しみながらクイズ感覚で非言語コミュニケーションを学ぶことができると感じました。気になる方はぜひやってみてください。