中学 3年生の自然と人間の単元で活用できる食物連鎖の生物バランスを学習・実験できるソフトです。
食物連鎖、食物網、生態系のバランスについて学べる「食物連鎖シミュレーション」
仮想世界に生息する生物の種類と、その捕食・被食の関係を4種類から選択したうえで、各生物の特性をパラメーターで指定すると、時間経過によって変化する各生物の個体数をシミュレートしてくれます。仮想世界には、植物の草原と1種類の草食動物を基盤に、2種類の肉食動物やもう1種類の草食動物を生息させることができます。草原は面積と成長速度を、各動物は初期個体数や寿命、移動能力、生殖能力をパラメーターで指定でき、肉食動物には捕獲能力も指定できます。シミュレート中は、ゲーム風の画面で仮想世界を描くと同時に、各生物の個体数が折れ線グラフで表示され、いずれかの生物が絶滅してもシミュレートを継続することもできます。
このシミュレーションを使うと、
「生物数のバランスは、他の様々な生物との関わり合いの中で成り立っていること」
「一時生産者である植物、さらに言えば太陽光が生物全体を支えていることこと」
「人間が、この輪から外れていること」
などを視覚的に学ぶことができます。
生徒はゲーム感覚で楽しんで学習していました。
生物数や繁殖力などを調整して、継続した食物連鎖の関係を生徒に見せようとしたのですが、少しでもバランスが崩れるとすぐに絶滅してしまいます。
四苦八苦して数を調整してなんとかバランスが取れました。よかったら、お使いください。
草は、 よこ、たて、回復力
動物は、個体数、寿命、移動力、出産数、生産力
の順に書いています。
<植物→草食動物>
草500 350 5
草食動物437 10 80 10 70
<植物→草食動物→肉食動物>
草500 350 3
草食動物625 20 80 10 70
肉食動物68 20 70 5 80
<植物→草食動物→肉食動物A→肉食動物B>
草600 500 3
草食動物537 10 80 10 70
肉食動物A168 10 80 10 80
肉食動物B59 18 100 4 95
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