理科の実験で一番やってはいけないこと。それは事故です。楽しく学べるはずの実験も事故があっては何にもなりません。実験の事故を語るうえで大事なことは「誰も事故を起こそうとして起こしているわけではないということです」それでも事故は起こっています。なぜこのような事故が起こったのかを過去の事例から学ぶことが大切なのです。
この本は、理科の実験での事故について過去の事例をもとに詳細に書かれています。この本の素晴らしいところは、事故が起こりやすいポイントについて実例をもとに示されている点。そして、裁判になったときはどのような判決が下されたのか、判例まで書かれている点です。とても勉強になる本なのでぜひ読んでみてください。
[itemlink post_id=”20643″]こちらは啓林館から発売されている実験での事故防止のポイントをまとめた、小学校先生向けの映像集です。各学年で10～20本の動画が紹介されています。。火や薬品を扱う実験や野外観察など様々な分野での事故防止について解説されています。理科の研修などでも使いたい映像資料です。また、事故防止だけでなく薬品や廃液の扱いなど文系の先生には嬉しい映像もあります。3年～6年生まででそれぞれ各学年9千円ほどです。気になる方は調べてみてください。