風力で走る車を作りました。
謎の車について作用反作用の力で考えてみます。ポイントはこの車は、帆に風を送っているのに、帆とは逆向きのプロペラの方向に動いているところです。
手を入れる前の車にはたらく力を矢印で表すと、下の図のようになります。
風が帆を押しても、プロペラは逆向きに風に押されているので車は進みません。ここに手を入れると・・・
風が手に当たります。この力は手が風を押し返す力と相殺されます。車にはたらくのは「風がプロペラを押す力」のみ。このため、車はプロペラ側に動くんです。
風が帆を押す時、帆は逆に押されている(作用反作用の力)。この実験では、風が帆を押す力を手で遮ったことで、帆の反作用の力で進んでいたんです。
やっぱり理科ってめっちゃおもろい!