二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化の原因として(あくまで一説ですが・・・)問題視されていまが、この二酸化炭素をエネルギー化する夢のリサイクルシステムが2017年に登場するそうです。
↑夢のリサイクルシステムということもあり、大規模な装置
カナダの企業「Carbon Engineering」が開発したのは、空気をフィルタリングすることで二酸化炭素濃度を削減することができる新しいシステムです。純度の高い炭素を抽出し、水素とかけあわせることで炭化水素をつくることができるそうです。炭化水素は、石油や天然ガスなどの化石燃料の主な成分。つまり、今まで利用することができなかった二酸化炭素から燃料を作ることができるのです。上図のようなシステムによって削減できる二酸化炭素量は、サッカー場一つ分(約1エーカー)※プーさんの森は100エーカーです。植林よりも二酸化炭素の削減効果が高いそうです。
砂漠などに設置することができたならその効果は大きいですね。
2013年からプロトタイプによる実験が行っており、2017年には商品化されるそうです。空気中の二酸化炭素から燃料を生みだせる夢のリサイクルシステム。21世紀は持続可能な社会を作っていく必要があります。このシステムがその一つとして活躍してくれることを期待したいです。