道徳の授業で使ってもらいたい本をご紹介します。
道徳の授業で最も大切なのは「自分の頭で考えること」だと思います。道徳の授業内容に正解はありませんが、道徳の授業方法には正解があります。正しい道徳の授業は「子どもに自分の頭で考えさせる授業」なのです。この本は、子どもたちに自然に考えさせる仕掛けがたくさんあります。
たった一文を深めていけば、一時間の授業になります。子どもたちから意見を引き出し、考えさせる授業を作り上げること。コーディネーターとして子どもの脳を活性化させることが教師の役目だと思いました。
公式サイトでは、教材用PDFや授業ワークシートをダウンロードすることができます。また、授業での使い方なども動画とともに丁寧に解説されています。直接授業を行わなくても参考になります。気になる方はぜひ一度公式サイトを見てみてください。
「ついていい嘘と、ついちゃいけない嘘ってどう違うんだろう?」「人数が多いほうが、正しいってどうして言えるんだろう?」「どうしてお母さんは、ボクの嫌いな勉強をおしつけてくるんだろう?」など、どう考えてどう答えたらよいのか難しい問題ばかりを子どもから大人までみんなで考えました。
いろいろな意見を集めた「考えるためのヒント」では、池上彰さん、羽生善治さん、谷川俊太郎さん、ミッツ・マングローブさん、能町みね子さんなど各界のみなさんにも考えていただいた意見を掲載。親子で、家族で、友達同士で考えて、議論する道徳の本。子どもと本音で話しができる! 巻末の書き込み式ワークシートを使えば、対話の記録を残すことができます。
バージョン2もでました!