前回、表情を表現できるロボットについて書きましたが、調べてみると表情が表現できるロボットはたくさんあることが分かりました。
大阪大学の研究チームが2011年に発表した子ども型ロボットの「Affetto(アフェット)」は、表情をいかにリアルにつくり出せるかをコンセプトに作られています。前回の動画が、「相手に合わせた表情をつくること」に力を入れているのに対して、こちらは「以下にリアルな表情をつくり出せるか」という見た目に力を入れています。まずは下の動画をご覧ください。
「うーん、すこしぎこちない?」なんて思ったあなた。これは昨年に発表された動画なのです、これが1年後2020年には、改良されて・・・
こんなにリアルな表情をつくり出せるようになるのです。服を着ていたら、本物の子どもと間違えてしまいますね。一年でこの進化なので、数年後にはどうなるのか想像もつきません。
顔の表面には表情を動かす部分が116ヵ所もあり、これらを連動して動かすことで、様々な表情をつくり出すことができます。また、表面に圧力センサーを搭載することで、人間でいう痛点と同じように、刺激への反応もできるようです。温度センサーなどを組み込むことで、表現のバリエーションはどんどん広がりそうです。ロボットが人間と共生する時代も目前かもしれません。