ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

≒永久機関?水飲み鳥を科学する

time 2018/02/01

元祖科学おもちゃといえば?こう質問されたら「水飲み鳥」と答える人が多いのではないでしょうか?「平和鳥」や「ハッピーバード」と呼ばれることもあります。今回はそんな水飲み鳥について書きます。

≒永久機関?水飲み鳥を科学する

 
水飲み鳥は頭部と腹部にジクロロメタンと呼ばれる物質が入っています。ジクロロメタンは、常温では液体ですが体温程度で沸騰する物質です。

水飲み鳥の頭部を濡らすと、頭部の布に含まれる水が蒸発します。気化熱が発生して温度が下がります。一定気圧下では温度と圧力は比例する(ボイルシャルルの法則)ため、気圧差によって液体が頭部に送り込まれます。一定量液体が送られると重みで頭部が下がり再度、頭部からの蒸発がはじまるのです。詳しくはwikipediaを参照(笑)

本当によく考えられた面白い科学玩具です。昔はどの家にもあったそうです。
上の写真を見てみても昭和の匂いがプンプンしますもんね(笑)水飲み鳥の仕組みを考えることは子どもの思考力を培うのにとても効果があると思います。中学校でも、高校でも思考力を高める水飲み鳥。授業でぜひ取り上げてみてください。

 水飲み鳥の動画

水飲み鳥の仕組み

ハンドボイラー(ラブメーター)

同じ仕組みでハンドボイラー(ラブメーター)と呼ばれる科学玩具があります。手で温めるだけで、中の液体(ジクロロメタン)が激しく沸騰する様子を観察できます。沸騰の様子が観察しやすいので授業で使いやすいです。価格も安いのでぜひ買ってみてください。
ハンドボイラー(ラブメーター)

下はTwitterで発見したハンドボイラーの派生版、サイフォン式珈琲を模してるなんてオシャレです。ふたばも欲しくなりました。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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