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色ガラスづくり

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理科室にある薬品を使って色ガラスを作る方法です。

理科室で色ガラスづくり

素焼きのるつぼを入れる容器を使います。
素焼きの容器をスタンドで固定してるつぼを入れます。
簡易的な煙突ですね。マッフルと言います。るつぼの中にはガラスの材料となる薬品を入れます。

【ガラスの材料】

二酸化ケイ素1.3g
酸化鉛(II)6.7g
ホウ酸ナトリウム4.0g
これらを混ぜ合わせます。
3つを混ぜ合わせました混ぜ合わせ、塊があれば潰します。
色をつけるために薬品を加えます。青くするには塩化銅、緑にするには塩化コバルトを0.01〜0.02g加えます。今回は塩化コバルトをつかいました。
↑ガラスを青くするための塩化コバルトは赤いんです。いれ過ぎると光が通らず黒っぽくなるので少なめにしてください。

準備完了
加熱していきます。急激に加熱するとるつぼが割れてしまうので、蓋を開けた状態で加熱。
材料がひび割れてきました。
蓋をつけて加熱します
るつぼの底が真っ赤になっています。
十分に熱したらるつぼの中を確認。もちろん火傷をするのでるつぼバサミを使ってくださいね。ガラスが真っ赤な状態であればオッケーです。
素早く金属皿にガラスを流し込みます。
一瞬で冷え固まりました。本当に青色だ〜。
とても綺麗です。
あとでポタポタと落ちた雫は小さなビー玉のようになりましまた。色ガラス作りはとても綺麗で神秘的な実験です。ぜひやってみてください。火傷にだけは注意してくださいね〜。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版]


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