ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

天気図の学習まとめ

time 2017/10/31

天気図から気象を学ぶ方法をまとめてみました。

天気図を使った学習法まとめ

①OHPシートで雲と降水の関係を学ぶ

ラジオ放送を聞いて天気図に天気を書き込ませます。
あらかじめその日の衛星写真をOHPシートに印刷しておきます。
天気図にOHPシートを重ねると、降水のある地域、くもりの地域上に雲があることがわかります。

②天気の変化から、偏西風を知る

午前午後と日付の連続した天気図を用意します。
福岡、大阪、東京の天気を表にまとめさせます。
天気が西から東に変化していくことがわかります。上空に西から東へ風が吹いていることがわかります。偏西風について学ぶことができます。

③雲の位置の変化から速度を調べる

トレースと天気図から雲の移動速度を調べることができます。
連続した天気図を用意します。
雲の右端などの特徴を見つけて点をプロットしていきます。
この天気図の縮尺は1mm=65kmなので、
3日間の雲の移動速度は(12+19+18)/3×65=1061km/日
1061km÷24時間=44.2km/時
雲の移動速度は時速44キロメートル。車くらいの速度なので、車で東へ移動すると、雲とともに移動することになり、天気がずっと一緒なことがあります。

④気温、風向、気圧から前線の通過を予想する

気温、風向、気圧の変化から前線の通過を予想させるワークシートです。
表をグラフに記入させます。
温暖前線を通過すると
弱い雨が長い間降る(通過前)
気温が上がる
風向きが南よりに変わる
寒冷前線を通過すると
気温が急激に下がる
強い雨が短時間降る
風向きが北寄りにかわる
このグラフでは6日の24時〜7日の1時にかけて温暖前線が通過したことがわかります。テストで多く出題されるのは寒冷前線なので、教材としては珍しいグラフだと思います。

down

コメントする




自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

おすすめ記事





sponsored link

ふたばのブログについて

子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

※当サイトはリンクフリーです。記事や画像を引用する場合は、出典元へのリンク、もしくはURLの表示をお願いします。

お問い合わせ






※メールアドレスが公開されることはありません。

内容の確認

上記の内容で送信します。よろしければチェックをしてから送信してください。

Translate