ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

紅花の色素で染色(酸・アルカリで染める)

time 2017/10/23

紅花で染色をしました。あまり考えたことはなかったですが、染色は化学反応なんですね。今回は染色を化学的な見地から考えていきたいと思います。

紅花の色素で染色

 紅花は普段黄色いのですが、先端が赤くなるときに取ることで赤い染料がとれます。昔は紅花一斤、金一斤と言われくらい高価で、貴族くらいしか使えなかったそうです。


乾燥した紅花70gを1リットルの水に一昼夜浸しておきます。
洗濯ネットに入れた紅花を水で5分程度もみ洗いします。すると、黄色の色素(さフラワーイエロー)が出てきます。今回は紅色に染めたいので、この黄色の色素は捨ててしまいます。この作業を3回繰り返します。


次に紅色の色素(カルタミン、カーサミン、カルサミン)を抽出します。アルカリ溶液で抽出します。炭酸ナトリウム10g     を水1ℓに溶かした溶液内で5分程度揉んで赤い液を抽出します。これを3回繰り返します。

3リットルの紅色の染色液がとれました。
アルカリ溶液で色素を取り出しましたが、染色するためには酸性にする必要があります。
ということでここに酢酸100ml入れます。すると
すごい量の泡が発生しました。
よく混ぜて泡を飛ばします。消泡剤をつかう場合もあります。ゼリー状の固形物は色素のカルタミンです。
カルタミン
phが3位になるように調整してから染色開始。
どんなふうに染まるのか楽しみです。
きれいな紅色になりました。酸・アルカリの性質をうまく使って染色していることがわかりました。
おしゃれなカバンとタオルができました。気持ちはルンルンです。
乾燥した紅花の状態で売られています。ぜひやってみてください。
↑紅花色見本

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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