ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

真砂土の粒径で分類する

time 2017/06/27

1年生、堆積岩の単元で使える情報です。中学校では粒径によって、泥、砂、れきに分類します。今回はそんな粒径による分類方法を書きます。

真砂土を粒径で分類

方法

六甲山の真砂土(花こう岩が風化したもの)を地学用のふるいを使って粒径の大きさで分類しました。
ふるいは金属製の筒で様々な大きさの網目がついています。


積み重ねて上から真砂土を入れていきます。そして・・・
ひたすらシェイク!
本来は一日中やるそうですが、今回は3分で終了(笑)
2mm>
2mm>1mm
1mm>1/2mm
1/2mm>1/4mm
1/4mm>1/8mm
1/8mm>1/16mm
1/16mm>
こうやって見たり、触ったりして比べると粒径の違いがよくわかります。
粒径ごとに標本作りをしました。
裏側からテープを貼って、そこに粒径ごとに土をまぶしていくだけ。



完成♩
とてもわかりやすいです。生徒一人一人にやらせることもできるので、実験させても面白いと思いました。
また、生徒の身近なもので同じ粒径のものを教えてもらいました。
アラザン、グラニュー糖、食塩、重曹、上白糖、薄力粉が同じ粒径になります。薄力粉を触ったことのある生徒なら感覚が伝わりますね。校庭の砂も大抵は真砂土なので、ふるいさえあればできる実験です。ふるいが学校になくても、100均のザル、鍋すくい、お菓子のパウダーをまぶす器具など様々なものが利用できます。ぜひ実験させて見てください。
このように、砂をラミネートして挟み込むことで永久プレパラートのように使えます。一度作っておくと便利です。密封できるビニール袋を持ち歩いておくと簡単に採取できます。旅行や里帰りの際に砂を持って帰るだけで、面白い教材が作れそうですね。いいのができたら教えてください。真砂土は花崗岩が風化したものなので、細かい
砂を観察すると、石英や長石、黒雲母を見つけることができます。火成岩の学習と繋げても面白いと思いました。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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