ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

目でっか星人!授業で見せたい動画39「ペットボトルで火おこし」

time 2015/12/06

私は1年生、光、レンズの単元の導入でいつも1.5ℓの炭酸飲料のペットボトルを持っていきます。そして、目のところに持っていき
「目でっか星人!」
と一発ギャグをかまします。そして、生徒を巻き込み鼻でっか星人など一通り遊んでから
「今日は、レンズについて勉強するで〜。」
授業を始めます。
これで興味・関心はバッチリです(笑)
レンズは1年生で初めて学習する単元という学校も多いと思います。しかし、光というありふれているが、道筋が目に見えないものを扱うため理解が難しく、特にレンズは生徒に
「理科は難しい!理科嫌い!」
と思わせてしまう最初の単元になりがちです。この難しいレンズの単元を楽しく学ぶためにペットボトルはいろいろ活躍してくれます。

光の授業で使える授業小ネタ集

①ペットボトルで虫眼鏡

 
ペットボトルに水を入れるとレンズのはたらきをします。このとき、ペットボトルが曲面になる横方向に拡大はされますが、縦方向には拡大されません。このことから、「レンズは素材ではなく、形が大切なこと」を伝えることができます。
また、透明であれば様々なものがレンズになることを伝え。密度の高いダイヤモンドでレンズを作るとプラスチックやガラスに比べて屈折率が高いレンズを作ることができることを伝えても面白いです。
 

フレネルレンズでレンズの形について学ぶ

また、レンズは形が大切なことを伝えた上でフレネルレンズを見せて
↑フレネルレンズ
その仕組みを考えさせる授業をしたこともあります。班で話し合い、頭を使って問題に取り組み、見事答えを導き出した班は皆いい顔をしていました。思考力を育む良問だと思います。チャンスがあればやってみてください。
↑フレネルレンズの答え

②ペットボトル火おこし

ペットボトルをレンズにして焦点(焦げる点)を黒い印刷物(新聞など)に合わせるだけで簡単に火をおこせます。これはキャンプなどでも使えるテクニックなのでぜひ覚えておきたいです。
ただ、ヤンチャな子どもに伝えるのは怖いですね。ふたばは責任をとれませんので、生徒に伝えるときはよく考えて使ってください(笑)

③ペットボトルで虹作り

ペットボトルはレンズの効果があり、光を屈折させます。光は色によって屈折のしやすさが異なるので、何回も屈折してペットボトルから光が出るときには虹色に見えるようになります。

また、屈折率の高いダイヤモンドは特別なカット(ダイヤモンドカット)をすることで屈折回数を増やし、虹色にみえるということを伝えても面白いです。
以上ペットボトルをつかった光の実験でした。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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