ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

中学生必須「15才までに語彙をあと1000増やす本」

time 2015/11/19

中学校の学級文庫にぜひおいてほしい本を見つけました。アーバン出版局の15才までに語彙をあと1000増やす本です。

中学生必須15才までに語彙をあと1000増やす本

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生徒と話していて語彙が減っていると感じます。嫌なことはすべて

「ウザイ」「めんどい」

いいことは

「ヤバい」

語彙が少ないので文章を作るのも苦手です。また、文章は自分の感情を表すだけの生徒も多くなりました。

授業中に手をあげて一言
「お腹いたい」

「・・・で?」と思わず聞き返してしまいそうです。

解決策は先生に考えてもらうものだと思っているのかもしれません。

「お腹が痛いので保健室に行かせてください。」
「お腹が痛いのでトイレに行ってもいいですか?」

と言える生徒はごくわずかです。語彙を増やすことは感情を増やすことに繋がります。

語彙と感情の関係

「悔しい」という言葉を知っているから悔しがることができるのです。知らなければ「悔しい」という感情が「むかつく」に変わります。

「侘しさ」という言葉を知っている人しか「侘しさ」を感じることはできません。そういう意味で語彙を増やすということは人生の深みを増やすということになると思います。言葉を教えるのは本来親、祖父母の役割ですが、共働きや核家族化でその機能は失われているように感じます。もはや、国語の授業だけでは語彙の減少を止めることは難しいのかもしれません。このような本が教科書になり、「語彙」という授業が行われる日がくるかもしれないと真剣に思います。

私は生徒の語彙を増やすために、毎日一つ、この本から知らない言葉を学活で取り上げて紹介するという取り組みを行ってみたのですが、生徒はみんな興味津々でした。
「皮肉」ってどういう意味?
「甚だしい」ってどういう意味?
「子どもは知らない言葉を知りたい」のだと感じました。知りたいのなら教えるのが大人や教師の勤めだと思います。語彙を増やす取り組みについて何かいい方法があればコメントいただければと思います。みんなで子どもの語彙を増やして、深みのある日本語を守っていきましょう。
小学生にはこちらの本がおすすめです。漫画で分かりやすく語彙を増やすことができます。プレゼントなどにも最適です。

小学生必須難語2000マンガでクイズ

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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