ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

人の味覚と進化論

time 2015/01/23

今回は人の味覚から進化論について考えていきたいと思います。壮大なテーマですね。人が生き残るためには何を食べるかがとても大切です。つまり、味覚がとても重要になるのです。それでは早速考えていきます。

好みが大きく分かれる食材

好みが大きく分かれる食材は、「アンコ」ではないでしょうか?

甘くて美味しいという人がいる一方。
アンコが食べられない人は多いようです。理由を調べてみると
「豆類特有のマンネリした感じがだめ」
「つぶあんの粒がだめ」
「甘すぎる」
などの意見がありました。人の味覚はそれぞれですね。
ここで味覚について、考えてみます。味覚は、中学二年生の感覚器官の単元で学習します。簡単に流してしまうことが多い単元ですが調べてみると面白いことがたくさんあります。ここでまとめたいと思います。

①味の種類

「人には味覚がいくつありますか?」と聞いて「甘味、苦味、酸味、塩味、うま味」の5つを答えられる人は以外と少ないです。また、辛いを味だと思っている人も多いです。「辛いは、痛み」ですね。

②うま味ってどんな味?

うま味ってどんな味かわかりますか。簡単に言うと、味の素とかだしの素ですね。日本人欧米人に比べてうま味を感じることが得意なようです。日本食がダシにこだわっている証拠ですね。

③嫌いな味

人が嫌いな味は、基本的に酸味と苦味です。理由は簡単。
「酸味は腐ったもの、苦味は毒のあるもの」と脳が判断するからです。小さい子どにが好き嫌いが多いのは、免疫力が低いため身体に害のあるものを入れないようにしているためです。だから、大人になれば好き嫌いが減るんですね。

④好きな味

これは断然甘味ですね。理由は、人のエネルギー原である糖分が甘いからです。また、同じ理由で油も大好きです。糖分と油が一緒にとれたらウハウハです。その正体が「チョコレート」です。

⑤味覚と進化

好き嫌いは、何のためにあるのか?簡単に言うと生存競争のためです。
昔々、私たちがまだ猿だったころには
酸味を好きな猿や苦味が好きな猿もいたはずです。しかし、その猿たちは腐ったものや毒物にやられ子孫を残すことができません。そのため甘いものが好きな猿が多く生き残ります。こうして、今の世の中には甘いものが好きな人が多くなっていったのです。
味覚って面白いですね。ちなみに2008年にカルシウムを感じる味細胞が見つかったという論文が発見されました。カルシウム味ですね。発見したトルドフ博によると、「苦くて、恐らくちょっと酸っぱい」味だそうです。
うーん、面白いです。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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