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電気の授業の豆知識

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今、ちょうど電気の単元なので、授業で使える電気の豆知識を10集めてみました。

電気の豆知識を10選

  1. 雷がギザギザな理由。雷は、電気の通りやすい場所を探しつつ、地面を目指すので、あのようにギザギザに見えるみたいです。100万分の一秒進んで、10万分の一秒で次に進みやすい道を見つけ、また100万分の一秒進むというのを繰り返すらしいです。面白いですね。
  2. 電気の語源は琥珀。電気は英語でElectricityと呼びますが語源は琥珀elektronからきています。なんでも琥珀と羽毛をこすり合わせたときに、静電気が発生することに由来する。紀元前600年ミレトスのタレスによって記述されている。ポケモンのエレキングなどは子どももよく知っているので食いつきますよ。※タレスは電気ではなく磁力と考えたらしいです。
  3. 落雷に会う確率。日本で落雷に会うのは年間20人。確率は600万分の1。ちなみに3億円が当たる確率は1000万分の1。落雷に当たるより宝クジに当たる方が全然難しい(笑)
  4. 放電するとき、1mmの距離ならば2500Vの電圧が必要。
  5. 雷の速度は秒速30万km/秒
  6. 雷の電圧は1〜10億V。数万〜数10万A。900GWの電力である。100Wの電球を90億個点灯できる。一回雷の力を全て電力として利用すると一般家庭の電気を約二ヶ月まかなえる。
  7. 静電気の電圧は2000V以上。
  8. 電流によって人が死ぬかどうかはA(アンペア)によって決まる。0.4mA感じない、1.1mAわずかにチク、1.8mA痛みのあるショック、16mA人間のコントロールの限界(ゴム手袋等が必要)、23mA激しい痛みのあるショック、呼吸困難、筋肉の収縮100mAショックにより心室細動の可能性、275mA確実に、心室細動。
  9. 感電している可能性がある人に触るときは手のひらで触ると筋肉が収縮し、手を離せなくなる。そのため感電している人に触れるときは手の甲で触る。(手が跳ね返る)
  10. 人間の脳で発生している電圧を全て直列に接続できたなら電球1個くらいは十分点灯できるくらいの電気エネルギーを発電して放っているらしい。
いかがでしょうか?授業を料理に例えると豆知識や小ネタは調味料です。うまく混ぜることで料理は何倍も美味しくなります。美味しい授業を作りたいですね。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版]


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